BOOK
2016 / 08 / 19 17:30
オヤジ達よバーへ行こう2
オヤジAの場合 ちょっと参考になるかも
今から十年は前頃だろうか ビールしか注文しない五十才代と思われるオヤジが三人の女性と 四人でテーブルについた。
「マスター ワインある?」
「! ???」
「何でもええわ 赤 グラスで四つ」
カベルネソーヴィニヨンとメルローの合わせ技のワインを注ごうとしていた矢先に そのオヤジの声が聞こえてきた
「ええかぁ シャブリは白のほうが旨いんやで!」
お連れの女性たち
「へええェェェーーー」
ご存じのとおり シャブリは白の畑である。
いかにワインブームとはいえ、どこでそんな知識がそのオヤジに入り込んだかは不明である そんでもって 周りも
「へえェー」って
ま、ええかって思い、素で仕事に気を戻す私。
そこへまた オヤジの声が
「俺なあ イタリア語喋れんねんで ええかぁ よお聞とけよ・・パ ス タ・・・」
少しプッとなる私。
お堅い知識とか社会的何やらとかを超越したところに、このオヤジの魅力と女性を楽しませる底力がそこにはあった。
ボキャブラリー
オヤジ達には欠かせないもの
磨こう。
オヤジAの飲み物は?
カベルネ・ソーヴィニョンとメルローの合わせ技の赤ワインは、世界中にたくさんあり、その比率とかで全く別物の雰囲気が味わえる。
注目点は同じブドウ品種でも「その国のカベルネ」と、いうように日照時間や降水量にも左右される。
試そう オヤジ 紳士的に。
つづく…
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