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オヤジ達よバーへ行こう番外編2

オヤジのような女たち その2
その日は素敵な日だったんですとてもとても素敵な日だったんです。
スコッチ党のオヤジ達とゆるやかにスコッチ談議。
テイストからその蒸留所がある地方の歴史など。
そんな日の十時半過ぎ、昔一度来店された男性と「Mデラックス」と良い勝負のギリギリカウンターの椅子に座れる女性との二人が
「ここのマスター こんなの あんなのって言ったら何でも作ってくれるで」
その女
「私の雰囲気でカクテルを!」
出来るかいっ!
その2の オヤジ女 の飲み物は?
さぞかし興味深いカクテルでしょうね
まずはグラス選びから
丸太いグラスに・・・・
書けません
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オヤジ達よバーへ行こう番外編

オヤジのような女たち その1
「私さぁ CA時代にね 時間ギリギリで急いでてさぁ 走って走って機内に入ったら 団体さんから "おおォーーっ"って 歓声があがったの。なにかな?って思ってたら老夫婦のお客様がね 耳元でね "背中ジッパー全開ですよ"って 教えてくれたの。しかも私ね、寒い地方の生まれだからパンストの中にシャツも何もかも突っ込んででるの。先輩にジッパー上げてもらいながら、"死にたい"って言ったの恥ずかしすぎて」
タバコ片手に自虐ネタを話すその女性は今は立派な女社長。
「はぁーーぁ 疲れた。私も早く飼い主みつけようっと」
飼い主ってアンタ、猫まっしぐらみたいなエサでは満足しないくせに
もし、飼い主になるって手をあげようと思っているそこそこのオヤジ達がいたら一言。
たかくつきまっせ多分。
その1の オヤジ女 の飲み物は?
決して ナッツ・リターン のように高飛車な女性ではありません。
ブランデーグラス片手に ペルシャ猫を撫でてません。
彼女の好みは「タリスカー」
スカイ島のキリッとしたシングルモルト。
彼女そのものおとなの雰囲気です。
ギャル以上の女性達
ぜひ一度お試しください。
つづく
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