BOOK

2018 / 05 / 18  18:00

オヤジ達よバーへ行こう10

オヤジ予備軍ANの場合

 

アニメと歌詞の違い。

 某イタ飯&ワインバーでは「ジャイアン」の異名をもつANちゃん。

そう「ジャイアン」はアニメ"ドラえもん"に出てくるガキ大将で暴れん坊である。

ANちゃんは様々な苦労の上に今がある。

いわば努力型の人。

だから周りにも

「頑張らんかいっ!」

の気持ちがこもっているのもよくわかる。

体も大きいし威圧感満載。

私の店でもワインバーのHくんに「コンパチ」しているのを見た事がある。

酔いも手伝ってるんだな・・ 

もちろん放っておくのだが

「またゴルフ行きましょうね」

って言うから。

昼間に道の向こう側にいたANちゃんを呼び止めた

「おーーい ANちゃん!」

「はいっ!」

道の向こう側からブーーンと走って来て。

「この日空けといてよエントリーしたから」

「はいっ!」

実に気持ちの良い対応だ。

そう、彼も私も野球部経験者で、彼は一回り年下。

まさに体育会系のやりとりである。

今井美樹の歌に「PRIDE」という歌がある。

歌詞の一部はこうだ

「貴方は私に自由と孤独を与えてくれたひと」

私の頭の中では???だ

歌はとても美しく素敵なのだが、この部分だけがどうも気になる

「アンタ捨てられてるやん。男、去って行ってるやん」

このように解釈してしまう。

昔の漫才師のように、歌詞に文句をつけだすと切りがない。

井上陽水なんかはすごい。

「リバーサイドホテル」は「ドアのノブは金属のメタルで・・・」

とか歌ってるサビの部分は

「ホテルはリバーサイド、川沿いリバーサイド、食事もリバーサイド・・・」

と熱唱する。

日本語訳すると

「宿は川沿い、川沿い川沿い、食事も川沿い・・」

とまあ何を言ってるかわからん。

やめておこう

で、私は何を言いたいのかというと、その部分だけ、つまり木を見て森を見ずになったりすると歌も人も人生も意味のないものになってしまう。

が、逆に森ばかり遠くから眺めているだけでは枯れ木や虫食いには気がつかない。

近寄ったときにはがっかりする。

そこへいくとアニメのキャラクターは純粋に子供や一般ピープルから愛され受け入れられたりしている。

アンパンマンがピンチになったら

「食パンまん、早く!」

とか

「カレーパンマンは?」

とか

口からカレーをブーブー吐くお下品な奴でも

愛と勇気だけが友達の寂しい軍団でも

子供たちは幸せを願う。

得やね。 

つまり

「ジャイアン」は「現代のジャイアン」でなければならないのだ。

強きをくじき弱きを助ける。

常に紳士たれ「実るほど、首を垂れる、稲穂かな」の精神で

いつまでも若者達を、フォローしてやって欲しい。

ANちゃんはTVに出たり、神戸名物に自社の品物を数々の アイデアでたたき挙げたり。BIG MANの道を爆進中。

ジェントルでセンスばりばりなんだから。

今まで以上に周りの人々に優しくね、ジャイアン。

そうそう

ANちゃん私にゴルフで勝つのは・・

二万年早いかな?

 

 

オヤジ予備軍 ANちゃん の飲み物

基本的には、何でも飲めるそうだが、出発は三十歳ころからと遅咲きだったらしい。

ワインやシェリー、それらとのマリアージュなどとても考えながら色々なお酒をチャレンジしているみたいだ。

「人」とのマリアージュに違和感を感じた時は

まず自らを白くリセットしてみよう

新たなマリアージュが待っているかもしれない。

 

 

BACK NUMBER

:オヤジ達よバーへ行こう1

:オヤジ達よバーへ行こう2

:オヤジ達よバーへ行こう3

:オヤジ達よバーへ行こう4

:オヤジ達よバーへ行こう5

:オヤジ達よバーへ行こう6

:オヤジ達よバーへ行こう7 

:オヤジ達よバーへ行こう8

:オヤジ達よバーへ行こう番外編

:オヤジ達よバーへ行こう番外編2 

:オヤジ達よバーへ行こう番外編3 

:日常会話とは 皆様が世界から 地元から 持ち寄る1

:日常会話とは 皆様が世界から 地元から 持ち寄る2

:協調性

:オヤジ達よバーへ行こう9